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~概要~
アクアプラス原作、PC美少女ゲーム「うたわれるもの」が
アニメ、ゲームと展開していく過程で生まれたラジオ番組。
インターネットラジオ音泉内で放送されていた。
最終更新は現在、07年夏コミケで販売された
ムック本収録の特別版である。
パーソナリティは「うたわれるもの」の主人公である
ハクオロ役小山力也、ヒロインエルルゥ役の柚木涼香。
当初はエルルゥの妹であるアルルゥを勤めた
沢城みゆきと柚木でパーソナリティを勤める話があった。
番組放送開始当初の、小山に対する柚木の熱烈アタックぶりが
話題を呼び、人気を博した番組であり、音泉内でも異例の
盛り上がりを見せたと言う。
その他、うたわれるものキャストの内輪ネタが飛び交うなど、
パーソナリティ経験の無い、二人が勤めた故に独特な仕上がりである。
~全体を通して~
全51回+1回放送で、前半中盤後半に分けて
番組全体の雰囲気に違いがあるように思った。
前半はもちろん、柚木の熱烈アタックの為、
非常にハイテンションな流れである。
中盤になると、実際編集でカットされている部分が
多々あるらしく、その中でも結構本気になって
喧嘩をした事があるらしく、ちょっとギスギスした
雰囲気になる期間があった。
後半は色々な面で落ち着いてきた感があるので、
安心して聞けるのだが、序盤にあった熱烈アタックとは
また違った感じとなっている。
~聞き所の紹介~
第1回
コレは聞かずにはいられまい。
とりあえず一回放送は聴いておくべき。
第4回
アルルゥ役沢城が登場、モンブランケーキが
振舞われた際に、柚木が沢城に「アルルゥで栗って言ってみて」
と、お願いし、中毒性ボイスで「くり」と答えてくれた。
第10~12回
小山が舞台の為10回11回をお休み。
10回にクロウ役小山剛志、11回にトウカ役三宅華也。
12回は逆に柚木が登場せず、小山とウルトリィ役、大原さやか。
と、変則的な構成で放送された。
第13回
ゲストにリアル僕っ娘、ドリグラ役渡辺 明乃が登場するも、
前回までの変則構成の突っ込み所に柚木が突っ込み続け、
機嫌が悪かったり、絶叫したり。
大体ココまでが聞き所。
後半に大御所ゲストが登場するなどあった。
特別版では、桐井と黒小山登場の回などはNGSEの
頻度がとんでもない事になり、何だか判らない程であった。
桐井&中原の回で収録されたショートドラマが聞き所。
かなり大昔、私が悠久シリーズのファンディスクをプレイしていた頃です。
当時はPC系でタク情報を仕入れたりする事がなかったんで、
本当の意味で私が自分だけで掘り下げたハマり方をした唯一の作品だったりします。
それに収録されていた「こまったおさかな」という曲がなぜか
気になってしまい、かれこれ5年以上立ちますが、今もBMの
CDチェンジャー内にはストックされております。
この「こまったおさかな」の作詞作曲歌が「畑亜貴」という女性なんです。
私の出会いは悠久でしたが、恐らくタクであればこの女性の曲を
聞いてないなんて人は居ないだろう!というくらいの
ビッグアーティストである事が、先日判明。
もしかしたら皆さん気づいてるだけで、私だけ知らなかったのかもしれませんがね。
タイトルを挙げていくと、
空耳ケーキ
ラズベリーヘブン
まどろみの輪廻
宇宙で恋は☆るるんルーン
冒険でしょでしょ?
ハレ晴レユカイ(憂鬱関連他多数)
もってけ!セーラーふく(らきすた関連他多数)
大野まりな、野川さくらへの多数提供
電波な曲がお得意なのか、そうやって頼まれるのか知りませんが、
その手合の多いレパートリーとお見受けしました。
悠久時代から「らき☆すた」ですから、随分古株となりますね。
すっごい今更ですがアニメAIR見ました。
初めてその存在を知ったのは、コミケ参加間も無い頃に見た
ラッピングバスだかトラックのドでかい広告。
当時、あのクオリティでアニメーションが実現できるのか!
ってびっくりした記憶があります。
懐かしい……。
・作画
まず作画から述べますが、原作のエロシーンがキモいと
言われる程昔の作品をベースにしている事を全然感じさせない
綺麗さですね。今見ても十分ちゃんと作ってあるなーって思います。
特に髪や裾のなびき方は海岸沿いの潮風に気持ちよくなびく
雰囲気を清々しく表現できていて良いなーと思ったり。
意識しての事なのか、目の瞳に特徴がありますね。
キラキラ光ってる雰囲気を重視したかったのか、
瞳の部分だけアニメ塗りの雰囲気とは違い、
3Dちっくな空間の広がりを感じます。
・ストーリー
非常に良くできた作りで関心しました。
各所「上手く作ってあるなー。」と思わせる
良い仕事してると思います。
サブキャラをちゃんと扱う為に、序盤でしっかり
魅せる演出は、掴みはOKみたいな感じですね。
そしてメインキャラを最後に魅せる構成は
王道かもしれませんが、自然な流れで
形成できていたと思います。
カラスの使い方も非常にうまいなーと脱帽。
本筋の物語だけを語るんじゃなく、その取り巻く
サイドにもしっかりとした思いが廻っているので
感情移入を誘いますね。
昔話ストーリーは物語として成り立たせるには
必要だったかもしれませんが、もうちょっとリアリティを
重視できると、自然な流れが、もっと確立されたかな?
と贅沢を言ってみたり、でもファンタジーも重要。
結末は素直なハッピーエンドに持っていかず、
キツく締める点でも私は好きです。
ただ、ちょっと見る側の想像に頼りすぎてない?
もうちょっと明確な答えというか、結末を私としては
見たかった。
・キャラ
声優が「え?この人ここに使うの?」みたいなのがあって
びっくりですね。結構序盤で出てきた女の子A、B、C、
おいおいって感じでした。
お約束元気ロリは、まぁ、あの当時からしたら十分良いキャラですかね。
私としてはゆっくり喋りの子が好きかなー。
ヒロインの「がお」→「いたい」も結構可愛くて好きです。
あと今更になって明らかになる、過去の命台詞集でしたね。
でもキャラで「うぉぉぉぉおおおおお!!!」っていう
作品じゃないんで、全体を通してのストーリーを踏まえて
愛せる子達だと思います。
・曲
鳥の歌がいい!!
それにつきます。
・SNOW
で、SNOWがパクりだパクりだと言われていた理由が
コレを見てはっきりと解りましたね。なんか色々類似する点が
多すぎてびっくりです。
似ている事は似てますが、アレはアレで泣きゲー向けな
良作アレンジって事で認められる!と、私は思ってる……。
全体を通して思うと、この作品は母と子の作品だったんじゃないかな?
と、思ってまとめてます。
どの子のエピソードも、最後には母に対する気持ちの整理と、
これからへ向かう気持ちの整理、を描いていると思います。
これからは直接的な感想じゃないんですが、最近思う事を書きます。
ストーリーを描く上で、読み手の想像力に委ねる方法。
明確な答えや結論、結末を用意せず、表現する方法。
コレは確かに読み手が、ソレまでの過程で得た情報から推測する
最高のストーリーを紡ぎ出し、それぞれが、それぞれの最高の形で
感じ取る事ができます。
が、
それは読み手の想像力の限界を超える事が出来ない事を意味します。
この手法は非常に効果的な表現方法ですが、あまりそれに
頼りすぎず、あくまで書き手が読み手の想像力を遥かに超えた
未知のストーリーを描いてくれる事を私は願います。
2007/12/09設置